本気Renで日々成長

バドミントンのコーチングを通して日常全てが学びであることを伝えています。

呼吸で姿勢を良くしよう

カントクです。

前回、姿勢を良くしようという話をしました。

話をするだけで授業中とかも意識してくれると
嬉しいですね。
ちょっとしたときに姿勢を正すようにしておくと
それが当たり前になりますから。


で、今回はより具体的に、トレーニングとして
姿勢を良くする方法を紹介していきましょう。

姿勢を正すって聞くと、
どんなイメージを持ちますか?

背骨をまっすぐにするってイメージないですか?

猫背になっているのを姿勢が悪いって言いますからね。

で、その根本原因っていうのが
お腹回りの筋力が弱いからなんですね。

筋力っていうと語弊がありますが、
イメージしやすくしていると思ってください。

お腹回りの筋力が弱いと
その上に乗るもののバランスって
取りづらくなるんですね。

ちょうどバランスボールにのっている感じです。
ぐらぐらしてへんな形でバランスをとっちゃうような。

でもバランスボールではなくちょっと固めのクッションだったらピタッと安定して立てないですか?

人間って二足歩行なんで、
本来そんなに安定してないんですよ。

それを無理くりバランス取ろうとして、変な姿勢に
なっちゃったりするんですね。


そこでお腹回りの筋力を鍛えていきましょう
という話になります。

これ、いたって簡単で時間もかからないので、
毎日やってほしいです。


腹圧呼吸トレーニン
最近では、有名アスリートも取り入れているんで
聞いたことがある人もいるかもしれません。

でも、これって実はみんな昔はやってたんですよ!

赤ちゃんの頃って自然と腹圧呼吸してるんです。

そうやって本能的に生きていく術を身につけていくんですが、いつのまにか忘れちゃうんですね。


では、実際のやり方

その前に普通に呼吸してみてください。
息を吐くとき、お腹ってどうなってますか?

そのままだったりへこんだりしてないですか?

これって息を吸ったときに横隔膜が下がって
吐くときに横隔膜が上がるので、
それに合わせてお腹が膨らんだりへこんだりするんですね。

で、腹圧呼吸の場合
息を吐くときにあえてお腹を膨らましたままにします。

膨らますって表現が難しければ、
お腹を軽く押したときにへこまないくらいと
思ってもらえればオッケーです。

はじめは座った状態でできるようにして
慣れてきたら立ってもできるようにしましょう

①まっすぐ(上半身を立て耳の位置と肩の位置を合わせ、お腹と太ももの角度を90度にして)座り、リラックス
②下腹部に手をあてる
③お腹を膨らませながら息を吸う
④手でお腹からの圧を感じながら
(それを維持しながら)吐く。

注意点は呼吸時に肩をあげないこと
また、吸うのも吐くのも
5秒くらいかけてゆっくり行ってください。

③、④を1回で1セット
1セット毎にお腹をゆるめて5セット行いましょう。


1日数回、毎日やっていれば
見違えるくらい姿勢が良くなると思いますよ。


ということで今回出張で練習に出られなかった
カントクがお送りいたしました。

それでは、また。
ありがとうございました。