本気Renで日々成長

バドミントンのコーチングを通して日常全てが学びであることを伝えています。

できすぎくんになろう

カントクです。

コンパスってありますよね。
あの円を描くやつです。
コンパスっていうのは中心が固定されているから、
一定の距離で円が描かれていくんですね。

で、人間の体って至るところがコンパスみたいになっています。

例えば、肩のところで体と腕が固定されているので、
腕は円運動します。
厳密に言えば完全に固定されているわけじゃないんですが今回はわかりやすくしています。

で、生きていくと
経験的に届く範囲というかどういう動きになるかが分かってくるので思い通りの動作ができるんですが
子どもたちは経験不足でなかなか思った動きができないんですね。
自分のイメージでは直線的に動いているけど
実際には弧を描いているという感じ。

なのでギャップが生じ上手くラケットに当たらないという現象が起こってしまうんですね。
指導者としてはそこを理解して教えていくべきなんじゃないかと思います。


さて、12/4のメニュー
一人体験の子が来たので上からの素振りをおさらい的にやりました。
最近取り入れている運動能力向上メニューも、
もちろんやりましたよ。

小学生
・サーブ練習
・上からのスイング練習
・ステップ練習
・ゲーム

サーブ練習は1、2、3のリズムでやります。
体験の子はバドミントンをやったことなくて持ち方も分からないくらいだったのにリズムで教えたら
1回目からしっかり打ててました!

これはすごい参考になりましたね。

なので
上からのスイングもリズムを取り入れてみました。
上からのときは、1、2のリズムです。
1で構えて2で振る。

で、今回は腕で振るんじゃなくて
体全体を使って振ってもらいました。

体全体っていうのは回転を使うってことで、
軸で回転して振ってもらう感じになります。

せっかくコンパスの話をしたんでね。
しっかり使っていきましょう。

ちなみに体の軸って頭から背骨を通って真下に1本の軸があると思われるかもしれません。
確かにそれもありますが、それだけじゃないんです。

肩からまっすぐかかとまでの垂直の軸と
肩から逆サイドの足までのナナメ軸もあります。

で、垂直回転がスムーズなのかナナメ回転がスムーズなのかは人によって違います。
実際に体感してやりやすい方を使ってもらえればと。

あとステップ練習は、
細かい両足ジャンプをしてもらい合図で前のステップをするというもの。
今回の練習ではちょっとぎこちなくて、練習自体が完成形に至らなかったんで修正しながらやっていきたいと思います。

最後はゲームですね。

今回はカントク自ら入りました。
たぶん、小学生とゲーム入ったのは初じゃないかな。
やっぱりゲームすると一人一人の個性が見られていいですね。

もう少し溜めて~、とか
1、2、1、2とか
一人で声だしてテンション上がってました。


次に中学生
・サーブ練習
・ノック
・ゲーム

前回課題を出してて、その成果を聞いてみたんですが
普段の練習時間自体が短く、あまりできなかったと。

なるほどねぇ。
今は学校も厳しくてあんまり遅くまで練習できないんですね。

他の方法を考えていきましょう。

今回のノックはダブルスのローテーションの穴を突いていくという形。
ちょうどバドマガの最新号に載ってたやつなので、
気になる方はご購入を。

と冗談はさておき、
前衛が片側によってプッシュや浮いた球を下がりつつスマッシュというのを狙っている場面で、
逆側に返されたときを想定したノックとなります。
ちょうど弱点だなと思ってたところなので時間を多目にとってやりました。

このノックは前衛よりも後衛のポジショニングが
大事になってきます。

前に落とされると想定していれば、
スムーズに前に出られると思いますが、
そこにしか来ないわけじゃないので
あんまり前に出すぎないようにしましょう。


さて、運動能力向上に重要なのが普段から
姿勢を正すことなんですがみなさんできていますか?

運動面の話からすれば、
姿勢を正すことでインナーマッスルを鍛えられ
運動能力向上につながるということになります。

でもそれだけじゃなくて
姿勢を正せば呼吸が深くなります。
呼吸が深くなると、メンタルが安定しさらに
集中力も増します。

つまり頭も良くなるってことです!

僕のなかで運動も勉強もできる人って言えば
ドラえもんのできすぎくんですが、
ピシッとしてるイメージないですか?

できすぎくんがくにゃくにゃしてたら、
それはもはやできすぎくんではないと思います。

ということでみんなも姿勢を正して
できすぎくんになりましょう。

本気Renでは気づかないうちに姿勢が良くなるような
メニューを取り入れていこうかな。


それでは、また。
今日もありがとうございました。