本気Renで日々成長

バドミントンのコーチングを通して日常全てが学びであることを伝えています。

いつの間にか好きにさせるワザ

こんにちは、カントクです。

今回も運動能力向上を図っていきましょう。

一見バドミントンに関係ない動きだったとしても
いろんな動きを会得して大きな土台を作ってしまえば、勝手にバドミントンの能力も上がりますからね。

ピラミッドをイメージしてみてください。

あの土台部分、つまり一番下、が小さいと
最終的に高くは積めません。

でも土台が大きくなれば、その分高いピラミッドが建つんですね。

高さは能力のレベルと同じです。
土台次第でレベル上限が変わるんですね。

だから、大きくてしっかりとした土台を作っていきましょう。


それでは、11/27のメニュー

小学生
・タオル振り
・サーブ練習
・フットワーク
・ゲーム

タオル振りは家でもできるお手軽メニューなんで、
家でも練習してもらいたいところです。

タオルがきれいに振れるとエネルギーがちゃんと
伝わっているということです。
振ったときにクチャクチャっとなるようだと
スイングのどこかがおかしいってことですね。

ここで注意するところは、
無理やり力いれても振れてしまうってことです。

きれいなスイングであれば力を入れなくても
エネルギーは伝わります。
力まずにタオルを振らせるようにしましょう。


サーブ練習は前回同様、
1、2、3のリズムで練習をしています。

なかなか良さそうなのでしばらく続けましょう。


フットワークについては
前に無意識でできるようにって話した練習のひとつ
となります。

3ステップの動きを覚えてもらいましょう。

今回は、二人一組で対戦形式としましたが、
あまり競争を意識させてしまうと
そっちに気をとられて3ステップがおろそかと
なってしまいました。

なので、おもしろくはないですが
今のところ、競争なしでやったほうが良いですね。

なにか楽しくできる方法は今後も探しましょう。


最後はゲーム
今回も対コーチで行いました。


次に中学生
・サーブ練習
・半面ノック
・ゲーム

サーブはダブルスのサーブですが、
まだ、打った後の動作が止まってます。

打った後は次に備えて構える必要がありますので、
これも意識せずにできるようになってほしいですね。


半面ノックは攻撃のノックです。
想定は攻めている状況でも守っている状況でもない
中途半端な時に、いかに主導権を握れるか。

このときに浮いた球を打ってしまうと相手側が
有利となってしまう場面ですね。

練習者は半面の真ん中(ちょっと内より)に構えます。
ノッカーはあらゆる球を出してください。

練習者は一球ずつ打ち込むのか、手前に落とすのか、
しっかり奥まで返すのかを判断して返球。
相手に主導権を握られない返球を心がけましょう。

どの場面でどんな返球をすべきかは
各自で考えてもらった方がいいのですが、
1点ポイントをあげるなら白帯より低い球が来たとき
には無理なことはしないってことです。

あとはいろいろ経験してみてください。


最後はゲーム
こちらも対コーチでダブルスを行いました。


今回、子どもたちには課題を出してみました。
課題といってもゆるゆるですが、
小学生には家でもタオル振ってねという課題。

これは1日何回とかじゃなくタオルを手に取ったら
とりあえず振ってみるという感じで。


これ実は、かなりの利点があるんです!

まず、日常の何気ないところにバドミントンを
取り入れることができる。

つまり、日常とバドミントンがリンクするんですね。

そうなるとバドミントンがいつの間にか
好きになってるんですね。

詳しい説明は省きますが例を出すと、
子どもが生まれるまではトミカとか全く興味がなかったのに、子どもと一緒に遊んでいるうちに好きになるのと似ています。

普段の自分と結びつきが強くなるほど
好きになるんですね。

今より好きになれば上達も早いってことです!

だから、ただ宿題みたいに毎日○○回振ってきてって
言うより、より日常に溶け込ますのがいいんですね。


といいつつ中学生には、ちゃんと課題を出しました。
練習の合間にサーブ練習をするというもの。

とにかく絶対的な練習量が足りないですね。

幸い彼らは、休憩時間でも休憩せず打つくらい
バドミントン好きなんでやってくれると思います。


次に会うときはみんな見違えるくらいになっていたらどうしましょうか?
想像するとワクワクしますね。

それでは、また。
ありがとうございました。