本気Renで日々成長

バドミントンのコーチングを通して日常全てが学びであることを伝えています。

バドミントンは展開が早い

こんにちは、カントクです。

そろそろ小学生の練習試合が近づいているので
それに合わせたメニューにしようと考えてます。

初心者の子が多いので、他のチームと一緒に
練習するってこと自体が初めてとなるので、
やらなきゃいけないことは山盛りです。

うちのチームは楽しくをモットーにしていて
あんまり厳しく言ってないのですが、
最低限のマナーくらいは教えないといけないですね。

まぁ他のチームの子が来ることで
何かきっかけになればなぁとも思ってます。


さて、11/23のメニューです。
今回は小学生のみです。

小学生の今後の方針としては、
全般的な運動能力を向上させようかなと。

本当は木登りとか外遊びで養う能力となりますが、
それをバドミントンを通してやっていきます。

しかも、楽しく。

とりあえずいろいろやってみようと思います。

ということで、まずはダッシュ
いつものダッシュ体幹メニューを追加
四つん這いで走ったり、相撲取りのすりあしをして
普段使わない動きで体を刺激します。

次にサーブ練習
今回はリズムと音でトレーニン
1、2、3のリズムでサーブします。

1は構え。
構えの時のラケット位置、足の形、体の向きを
コーチが見本を見せながら細かく口で説明。

2でシャトルを放す。
実はサーブが苦手な子どもの中には、
シャトルを放すタイミングとラケットの振り始めが同じ子がいます。
なのでこのリズム練習で修正していきましょう。

3でラケットを振る。

シャトルに当たるか当たらないかは後にして、
まずはリズムよくできるように何回も振りましょう。

次にシャトルが当たった時の音のちがいや手の感覚を覚えてもらうトレーニング。

ラケットの真ん中で当たる時とはしっこで当たる時では音も手の感覚も違うんですね。

具体的な違いは人それぞれなんですが、
真ん中で当たったときは鋭い音がして感覚も軽いんじゃないかと思います。

このトレーニングではコーチの役割がすごく重要で、
練習者がいいサーブを打てた時にちゃんとほめてあげる必要があります。

つまり練習者が、いいサーブの感覚ってこれか、って
理解することが大事なんですね。

なので、コーチはしっかり見てあげましょう。


サーブ練習はあまり体を使わないので、
次の練習は息抜きに体を動かします。

二人一組で背中合わせに立ってもらい、
筒をぐるぐる回してもらいます。

ねじりのトレーニングですね。
これも普段使わないですが必要な動きなんで
しっかりやりましょう。


そして、残りの時間はゲーム。

今回は対コーチで行います。

コーチが上手く前後左右に振ってくれるので、
子どもたちはしんどいながらも楽しそうです。

抜けている子は主審、線審をします。

ようやく練習試合も形になりそうかなって
思えてきました。


さて、試合をするようになると、
子どもたちは自己流が出始めますね。

基本的なことは練習でやったはずなのですが、
試合になると忘れちゃうのかとにかく打ちたいが先行してしまいバラバラな感じになってしまいます。

なので子どもたちに、
授業で習ってないことがテストに出たらどうする?
と聞いてみました。

もちろん返事は「ブーイングする」でした。

そう、子どもたちもやってないことはできないって
知っているんです。

だからまずは、勝ち負けは置いといて
練習でやったことを試合で出そうぜってことですね。


と書いているうちに、
ちょっとひらめいたので補足。

もしかしたら、
まだ意識しないとできないからじゃないのか?
バドミントンは展開が早いので意識してやると
間に合わないんじゃないのか?

もしそうなら、まずは無意識でできるようになる為の
練習を組んであげなくちゃいけないですね。

よし、次回からが楽しみだ。


ということで次回をお楽しみに。

それでは、また。
ありがとうございました。