本気Renで日々成長

バドミントンのコーチングを通して日常全てが学びであることを伝えています。

ただ長いだけ

こんにちは、カントクです。


今日は技術的な話をしましょう。

まず、おさらいです。
以前、エネルギーを大きくするには何が大事と
言いましたでしょうか?



………



そうです。速さです。
振りを速くすれば、クリアーも遠くに飛ぶし
スマッシュも速くなるよって話をしました。

では、
どの瞬間に速さがMAXだったらいいと思いますか?

もちろん当たる瞬間ですよね。

逆に言うと、当たる時以外に速さがMAXだったら
ダメだってことなんですね。


さぁ、これを自分に落とし込んでみましょう。

あなたは、どんなスイングをしていますか?
最初から最後まで全力で振ってないですか?

最初からMAXを持ってくると、
打つ瞬間には確実にMAXスピードではありません。

打つ瞬間にMAXスピードとなるようなスイングを心がけましょう。


とはいえ、
ピンポイントでMAXの時に当てている選手は
そうそういないですけどね。

なので、まずはなんとなくそういうもんだと
意識しておけばOKです。


バドミントンではないんですが、
ゴルフの宮里藍さんって知ってますか?

宮里さんのスイングはもの凄い美しいです。

スイングの軌道もさることながら、
当たる瞬間以外には全く力が入っていないんですね。

ふわぁ~、バシッ、ふわぁ~ って感じなんですが
伝わるかなぁ?
当たる瞬間にMAXを持ってきているし
よどみが一切ないんですよね。

もし可能なら動画とか検索してみるといいかもです。



さて、2/12のメニュー
小学生
・フットワーク
・羽根あげ

いつも通りのフットワークに加え、今回久々羽根あげをしました。

というのも、
ロビングが飛ばない問題が出てきたからなんですね。

最近、
子供たち同士で打たせることも増やしてるんですが
そうなるとどうしてもロビングが飛ぶことが必要になってくるんです。

で、ロビングが飛ぶ秘訣はっていうと
そう、羽根あげなんです。

羽根あげで天井近くまで飛ばせるなら
問題なくロビングも飛ばせるはずですよね?

じゃあロビングだけ飛ばないのは何で?
ってところから改善点を考えましょう。



みんな考えてみました?
こういうときに考えるくせをつけておくと、
日常から自分で考えられるようになりますよ。

で、僕の見解ですが、
ロビングの時は大振りになってるってところですね。

羽根あげ、つまり真上に上げるときは、
割りとコンパクトにみんな振ってるんです。

真上に大振りはしにくいから、
意識しなくてもコンパクトになるんですね。

でも、ロビングの場合、
腕の自由度があがるので大振りしやすくなるんです。
だから、意識しないと大振りになりますよってこと。


最初の話に戻りますが、
人は最初から最後まで全力で振ることはできません。

特に大振りしてしまうと、
振ることに余計なエネルギーを使ってしまうので
シャトルにエネルギーがいかないんですね。

ということで、
もいちど羽根あげから始めましょうね。


中学生
・2対1

先日試合を見に行きました。

以前に観たときよりかなり良くなっていましたね。
特に、甘い球がだいぶ減っていたように思います。

ずっと攻撃を意識させる練習をしてきて
だいぶ様になってきたようですね。

ただ、自分達の攻撃につなげるのが難しいようなのでそこを練習していきましょう。


2対1のレシーブ側メインの練習
2は全面、1は半面です。

レシーブ側は、基本上げてはダメ。
落としたり、ドライブで極力相手に上げさせるような
返球をします。

攻撃側も単調に打つのではなく、
コースやカットも混ぜながら打ちます。


強者の選択(行動)を取り続けることで
思考も強者そのものになってきます。

今回の練習後、コーチがこんなことを言ってました。

「◯◯くん(中学生)今日はいつもと違ったね」
「自信があるような感じだった」

いいですね~。
他人から見てそう感じるってことは本物ですよ。

行動の変化が思考の変化を生み、
思考の変化がその人の空気感を変える。

いい例です。

どんどんこういう子を増やしていきたいですね。
チーム全体がいい空気感を持って練習できたら、
もう成長速度が半端ないですから。

そんなチームを目指しましょう!


読み返してみると、
今回は前半と後半で話がまとまらなかったですね。
ただ長いだけの文章になってしまいました。

次回はしっかりまとめます。

それでは、今日もここまでお読みいただき
ありがとうございました。