本気Renで日々成長

バドミントンのコーチングを通して日常全てが学びであることを伝えています。

まだできないだけ

こんにちは、カントクです。

新たにチーム内のルールを決めました。

「ポジティブに生きる」

いまの子供たちは、「無理だ」「できない」を
多用するので意識改革が必要だなと感じてます。

で、ポジティブに考えましょうってことなんですが、
チームに話をしたら、みんなポカンとしてました(笑)

まぁそうだよね。
そもそもそんなこと考えて生きてないもんね。

でも、口から発せられるってことは無意識で
思ってるということなんでね。
まぁ徐々に浸透させていきます。


では、ポジティブトレーニングその1
・もし自分より強い相手と当たったら?

「無理、勝てない」って言っちゃいますか?
僕なら「楽しみ」って思いますね。

自分より強い相手がいるってことは幸せなんです。
だって自分が世界一だったら、
たぶんその競技をやめますから。

レスリングの吉田沙保里さんも言っておられましたが
世界一になることより、世界一であり続けることの
ほうが難しいんです。

「何のために?」を探すことが難しいんですね。

だから、自分より強い相手がいるってことに
感謝して楽しみましょう。


それでは、1/29のメニュー
内容は前回から変わらないので、
スマッシュのレシーブについて説明していきます。

スマッシュのレシーブとは、

ただ当てるだけ

それだけです。
余計なことしない、振らない。


理由はいくつかあって

振らなくても返る
スマッシュのスピードに慣れる
振らない分、移動できる

とかですね。

練習メニューは
ホームポジションに立たせ、
ノッカーはひたすらスマッシュ。

練習者はひとりで繰り返すよりも、
数人で1球ずつクルクル回ったほうがいいです。

プラスできるなら
ノッカーは高さやコースを変えていきましょう。


スマッシュが取れるようになったら、
ほんと試合で必要なことは大体教えたことになるんじゃないかなぁ。

あとはその精度の問題と使えるどうかぐらい。

ここから先は「知ってる」→「できる」へ
引き上げてあげることが大事になりそうですね。


みんなが「できる」ようになったときのことを
考えるとすごい楽しみです。

いまはまだ
「できない」かもしれないけど、
それが一生続く訳じゃない。

みんな能力は持っているんだから、
あとは、それがいつ開花するかだけ。

「できない」じゃなく、
「どうやったらできるか?」に思考を変えていって
もらえたらと思います。


それでは、また。
ありがとうございました。