本気Renで日々成長

バドミントンのコーチングを通して日常全てが学びであることを伝えています。

2回かけるんです

こんにちは、カントクです。

前回は、あくまの行動、目的を持った行動をしよう
という話をしました。

とにかく地道にやらないといけないし、
目的地へ向かっている感覚を持たないといけません。

さて、今回はちょっと趣向を変えて
科学的な話をしていきましょう。


その前に、1/18のメニュー
小学生のみ

・フットワーク(前)
・前の手投げノック
・フットワーク(後ろ)
・後ろのノック
・前後ノック
・半面フリー

前後のノック
半面で練習者は2~3人で順番に並ぶ
ホームポジションからスタート
①ネット前
②後ろ(奥のライン際まで)
③もう一度ネット前
で交代
グルグル回っていきます。
ネット前は基本ヘアピンで
後ろはクリアーです。

①から②へ行くときも一旦ホームポジション
リセットし、そこからフットワークしてください。

初めのころは、そのまま行っちゃうので。
3のリズムを忘れずにね。

もちろん②から③も同様です。


はい、もう1つ注意点です。
ヘアピンをラケットを振って打っちゃうんですよね。

ヘアピンは振って打つというより
体全体で打つ感覚を覚えましょう。

優しく、優しく、できるだけ勢いを殺して。

それができて初めて
腕先でコントロールしていきます。

初めは入らなくていいんです。
まずは、勢いを殺す感覚を掴みましょう。


今回の練習では、
みんな集中力があったのかすぐ出来てました。

というより顔つきから真剣さが伝わってくるというか
頑張ってるなって感じでした。

こういう雰囲気があると、
教えているときもヒジョーにやりやすいですね。

もう、全員に花丸あげましょう!!


では、前半でお伝えした科学の話

科学というか物理なんですが、
普通には高校とか大学で習うかと思います。
(いつ習ったかは忘れました)

何かというと
エネルギーってどうやって計算するの?って話

エネルギーが分かりにくければ、
バドミントンでいう遠くに飛ばす力とか
スマッシュの速さって思ってください。

はい、皆さんはスマッシュ速くしたければ
どうしますか?

多くの人が力を込めるイメージすると思います。
マンガとかでも、
めっちゃ力を込めて「はぁぁっ!」とか
やってますしね。

でも
エネルギーを出す計算式は、


エネルギー = 重さ × 速さ × 速さ


なんです。
シンプルにするとこんな感じ。

どうですか?
たぶん小学2年生くらいでも理解できます。


力を込める、関係ナイナイ。
バドミントンでいうなら
ラケットの重さと振る速さで決まります。

けっこう意外じゃないですか?

どれだけ筋トレしても
どれだけ気合いいれても
速く振らなければ速いスマッシュにならないんです。

で、さらに重要なのは速さを2回かけてるってこと。

速さを2倍にすればエネルギーが4倍になります。


結論
シャトルを遠くに飛ばしたければ
力いっぱい打つんじゃなく
リラックスして速く振りましょう。

でも前に言ったように、
「速く」の前に「正しく」「丁寧に」がくるので
お忘れなく!


ということで
今日はちょっと勉強ぽく書いてみました。


次回は、このエネルギー式を派生させますので
お楽しみに。

それでは、また。
ありがとうございました。