本気Renで日々成長

バドミントンのコーチングを通して日常全てが学びであることを伝えています。

替え歌を作れる子は頭がいい

こんにちは、カントクです。

最近、読んでくれている方が増えているようで
嬉しいかぎりです。

読めばすぐにでも実践したくなる
実践すれば成長し生きていくのが楽しくなる

そんなブログを目指してますので
今後ともどうぞよろしくお願いします。


さて、前回知識の話を建物を使って説明しました。
あんな感じでひとまとまりで整理しておくと
覚えやすいし使いやすくなります。

全く関連のないものを無理やり関連づけるのも
オススメです。

たとえば先日、芸人の三拍子さんがキューティーハニーの替え歌で徳川幕府すべての流れを覚えるっていう漫才をしてました。

音楽と歴史
全く関係ないですよね。

ひと昔前にも同じような芸人がいましたが、
替え歌っていうのはかなりいいです。

まず、そもそもがヒット曲なので
頭に入りやすいですからね。

三拍子さん、昔から知ってましたが久しぶりに見て「あぁすごいなぁ」って見いってしまいました。

こどもの頃、替え歌をつくるのが上手い子って
いませんでした?
センスあるし頭いいなって今でも思います。

関連付けるのが得意ってことですもんね。


では、2/26のメニューです。

今回も中学生は休み。
高校生が久々来てくれました。
プラス小学生で体験が1人。

ということで、各コート毎にメニューを変えましたが
こういうときにコーチの存在は助かりますね。

いつもありがとうございます。

そろそろメニュー行きましょうか。

小学生高学年
・試合

前回練習試合をしてから2ヶ月ほど経ちました。
なので成長度合いを確認しましょう。

1月からフットワーク、リズムを徹底的にやりましたのでそこが伸びてたら指導者としては合格かな?

で、こどもたちには

「勝ち負けが大事じゃない」
「何ができて何ができてないかを見つけてね」

と試合前に伝えておきましたが、
さて、試合後にどうだったか聞いてみました。


みんなの顔には?マークが…
あちゃーもしかして聞いてなかった??


と思ってましたが、
ちゃんと何ができた?って聞いてあげたら答えてくれたんで僕の質問の仕方が悪かったみたいです。

で、全体の感じでみると
やっぱり前後の動きができてないみたいですね。

パターン(フットワーク)としてはできているので、
あとはそれをどう活かしていくか、が課題です。


低学年&体験
・フットワーク
・前後のノック
・サーブ

体験の子には、まず握り~上振りをやってもらいましたがスムーズにできてたので一緒に加わりました。

低学年の子達の課題は体を残す、ですね。

どうしても前に行きっぱなしになっちゃうので。
重心の取り方をやっていきましょうね。


高校生
・一点返し
・スマッシュネット(全面)
・カットなしのゲーム

シングルスで校内ランキングをあげたいとのことで
シングルス強化メニューです。

で僕がオススメしているのは、
練習でスマッシュを多用させること。

まず、シングルスっていうのは体力が大事。
トップレベルにいけば、どんなショットも取られるのが当たり前でラリーが長引きます。

なので、スマッシュありきのメニューで
体力の底上げをしていきましょう。

もうひとつやってもらいたいのが、
疲れた時にこそ、どれだけスマッシュをライン際に
打てるかってところですね。

疲れてくるとカットに逃げたりコースが甘くなるので
練習のときにしっかり狙っていきましょう。

そのあたりは、やっぱり桃田選手がすごいですね。
どんな時でもラインギリギリに落としますから。


あと、シングルスでは疲れない動きができるか?
も重要です。

一見さっきの話と矛盾するようですが、
シングルスでは取られるのが当たり前なので

無駄にエネルギーを消費しない

ってのも大事なんです。


といった話をし出すといつまでも終わらないんで、
とにかく打って打って打ちまくってくださいね。



そうそう、
うちのチームのメニューってだいたい僕が考えているのですが割りとその場のノリでやってます。

あっもちろん事前には考えてますよっ。

考えた上で、今はこれだなって感じで変えたりするんですね。
なので、よくあるバドミントンメニューとは違って
経験者からすると異質なとこもあるかもです。

さっきの替え歌みたいなものですね。
よくあるメニューでは伝わらない(関連付かない)部分ってけっこうあるので、
たとえば物理の公式を使ってみたり腕相撲してみたりと感覚的に伝わればいいなと思ってやってます。

こんな感じで全く別のところから関連付けると、
より理解が進むってことはよくある話です。

なので、日常から意識して様々な出来事を紐付けて
いくようにしていれば1日楽しく過ごせますよ。

日常が勉強です。
ぜひやってみてください。


それでは、今日もここまでお読みいただき
ありがとうございました。

都市を作るのか道路を作るのか

こんにちは、カントクです。

先日、
長男が「東大ナゾトレ」の本を買ってきました。

僕もわりとクイズとかなぞなぞって好きなんですが、
なぞなぞって閃きが大事なんですよね。

だから、閃かないと全く答えに行きつかないんです。

それこそ、2秒で分かる問題もあれば、
2時間かかっても解けない問題もあったりします。


で、ここに重要なポイントがあるんですが
わかりますか?

僕は普段からたくさん考えようって話をしますが、
なぞなぞでも同じです。
たとえ2時間かかったとしても考え続けることが重要なんですね。

実はこの考えてる時間に脳はものすごいレベルアップしているんですが、その理由については後半で。



2/19のメニュー
・フットワーク
・クリアー
ロビング

今日は中学生がいてなかったので、
高学年と低学年に分かれて練習。

クリアーは高学年のメニュー
ロビングは低学年のメニュー

クリアーはみんなでグルグル回るもので、
打ったら相手コートまで走って次に並ぶってのを
繰り返す練習です。
最小3人いれば可能なメニュー。

ここで大事なのは、
いかに滞空時間を長くできるか
打ったら動くという意識
の2点ですね。

クリアーの飛距離をどこどこより奥って決めてあげると難易度があがります。


低学年はロビング
腕全体で大振りしてしまっているので
そこに絞って練習

やったことは、、、、腕相撲。

腕相撲の腕の動きとロビングのスイングって
似てるんですよね。

なのでカントクと腕相撲をして、
その動きを経験してもらってから即ロビング練習。

ちゃんと当たれば低学年でも奥まで飛ばせるように
なりました。


まぁそのあと、子供たちに
「腕相撲やるか~?」
って聞いたら、
「イヤだぁぁぁ」って逃げていきましたけどね(笑)


もし大振りなってたら腕相撲やりますので
楽しみにしててね。



ではでは、後半戦
なぜ考えると脳がレベルアップするのか?ですが、
まずは知識について知る必要があります。


いま目の前に白紙の地図があると想像してください。

で、ひとつ知識を手に入れると建物が建ちます。
例えばピカチュウって覚えたらピカチュウという
建物が建つんですね。
さらに知識が増え、近くにヒバニーっていう建物も
建ちました。
どんどん建物が増え、やがてポケモンっていう町ができました。
近くにはスーパーマリオっていう町やマインクラフトっていう町もあります。
町がたくさんできてひとつの都市になりました。
都市の名前はゲームです。

こんな感じで知識っていうのは、
ある塊で存在してるんですね。

で、建物と建物は道路でつながっていますよね。
近い建物同士はちゃんと道路でつながっているので
関連として覚えられます。

つまり、ピカチュウって思い出すとヒバニーも連想しやすいってことです。

逆に道路がつながっていないと全く連想できません。
例えば、ピカチュウからお皿って連想できますか?

ゲームという都市と食器という都市は遠く離れていて道路がつながっていなかったんですね。
だから通常では連想できません。

ところが、ある日急にゲームと食器の都市に道路がつながりました。
この急に道路ができることを「閃き」っていいます。

道路がつながり連想できるようになったことで、
新たにキャラクターの食器が生まれるようになったんですね。

なんとなく知識と閃きってわかりましたか?


で、ここからようやく本題
人は考えている時に何をしてるかっていうと、
一生懸命道路を作っているんですね。

考えれば考えるほどたくさん道路ができます。

いろんな都市同士に道路ができれば、
可能性は無限大!!

知識をどれだけ詰め込んでも、道路がなければ
それを発揮することは難しいです。

だからただ暗記をして終わるんじゃなくて
いろいろ考えていろんなところに道路を作っていきましょうね。

それこそ、
遠い都市同士をあえてつなげようとすることで閃きに近いことが起こせるようになりますよ。


今日もここまでお読みいただき
ありがとうございました。

それでは、また。

ただ長いだけ

こんにちは、カントクです。


今日は技術的な話をしましょう。

まず、おさらいです。
以前、エネルギーを大きくするには何が大事と
言いましたでしょうか?



………



そうです。速さです。
振りを速くすれば、クリアーも遠くに飛ぶし
スマッシュも速くなるよって話をしました。

では、
どの瞬間に速さがMAXだったらいいと思いますか?

もちろん当たる瞬間ですよね。

逆に言うと、当たる時以外に速さがMAXだったら
ダメだってことなんですね。


さぁ、これを自分に落とし込んでみましょう。

あなたは、どんなスイングをしていますか?
最初から最後まで全力で振ってないですか?

最初からMAXを持ってくると、
打つ瞬間には確実にMAXスピードではありません。

打つ瞬間にMAXスピードとなるようなスイングを心がけましょう。


とはいえ、
ピンポイントでMAXの時に当てている選手は
そうそういないですけどね。

なので、まずはなんとなくそういうもんだと
意識しておけばOKです。


バドミントンではないんですが、
ゴルフの宮里藍さんって知ってますか?

宮里さんのスイングはもの凄い美しいです。

スイングの軌道もさることながら、
当たる瞬間以外には全く力が入っていないんですね。

ふわぁ~、バシッ、ふわぁ~ って感じなんですが
伝わるかなぁ?
当たる瞬間にMAXを持ってきているし
よどみが一切ないんですよね。

もし可能なら動画とか検索してみるといいかもです。



さて、2/12のメニュー
小学生
・フットワーク
・羽根あげ

いつも通りのフットワークに加え、今回久々羽根あげをしました。

というのも、
ロビングが飛ばない問題が出てきたからなんですね。

最近、
子供たち同士で打たせることも増やしてるんですが
そうなるとどうしてもロビングが飛ぶことが必要になってくるんです。

で、ロビングが飛ぶ秘訣はっていうと
そう、羽根あげなんです。

羽根あげで天井近くまで飛ばせるなら
問題なくロビングも飛ばせるはずですよね?

じゃあロビングだけ飛ばないのは何で?
ってところから改善点を考えましょう。



みんな考えてみました?
こういうときに考えるくせをつけておくと、
日常から自分で考えられるようになりますよ。

で、僕の見解ですが、
ロビングの時は大振りになってるってところですね。

羽根あげ、つまり真上に上げるときは、
割りとコンパクトにみんな振ってるんです。

真上に大振りはしにくいから、
意識しなくてもコンパクトになるんですね。

でも、ロビングの場合、
腕の自由度があがるので大振りしやすくなるんです。
だから、意識しないと大振りになりますよってこと。


最初の話に戻りますが、
人は最初から最後まで全力で振ることはできません。

特に大振りしてしまうと、
振ることに余計なエネルギーを使ってしまうので
シャトルにエネルギーがいかないんですね。

ということで、
もいちど羽根あげから始めましょうね。


中学生
・2対1

先日試合を見に行きました。

以前に観たときよりかなり良くなっていましたね。
特に、甘い球がだいぶ減っていたように思います。

ずっと攻撃を意識させる練習をしてきて
だいぶ様になってきたようですね。

ただ、自分達の攻撃につなげるのが難しいようなのでそこを練習していきましょう。


2対1のレシーブ側メインの練習
2は全面、1は半面です。

レシーブ側は、基本上げてはダメ。
落としたり、ドライブで極力相手に上げさせるような
返球をします。

攻撃側も単調に打つのではなく、
コースやカットも混ぜながら打ちます。


強者の選択(行動)を取り続けることで
思考も強者そのものになってきます。

今回の練習後、コーチがこんなことを言ってました。

「◯◯くん(中学生)今日はいつもと違ったね」
「自信があるような感じだった」

いいですね~。
他人から見てそう感じるってことは本物ですよ。

行動の変化が思考の変化を生み、
思考の変化がその人の空気感を変える。

いい例です。

どんどんこういう子を増やしていきたいですね。
チーム全体がいい空気感を持って練習できたら、
もう成長速度が半端ないですから。

そんなチームを目指しましょう!


読み返してみると、
今回は前半と後半で話がまとまらなかったですね。
ただ長いだけの文章になってしまいました。

次回はしっかりまとめます。

それでは、今日もここまでお読みいただき
ありがとうございました。

はじめて質問に答えてみた~緊張をなくす方法~

こんにちは、カントクです。

チームの中学生からこんな質問もらったので、
今日はそれについて答えていきたいと思います。

・どうやったら緊張しなくなりますか?

いい質問ですね。

おそらく誰もが一度は
大一番で緊張して結果が残せなかったというのを
経験していると思います。

で、いろんな視点から答えられるんですが、

この質問してくれた子の場合は
自信のなさからくるものなんですね。

みなさんは「勝ちぐせ」とか「負けぐせ」とか
聞いたことありますか?
全く同じ実力を持っているのに
なぜか勝ち続ける人と全然勝てないって人がいます。

なぜだと思いますか?


実は、勝つ人とそうじゃない人では行動パターンが
違うんですね。


例えば、
スマッシュが速い子が2人いたとします。

1人の子は、スマッシュに自信があり
勝ちパターン(必殺技)としてスマッシュを使います。

もう1人の子は、せっかく速いスマッシュを持っているのにスマッシュを使わないんです。

こう書くと
「いやいやありえないでしょ」って思うでしょう。

でも、とあるバドミントンの参考書に
「勝つためにはカットで揺さぶりましょう」
って書いてあったらどうしますか?

自分が、今もし勝ったことがない子だったら
カットを使おうってなるかもしれません。


あえて極端に書いてみましたが
こんな風に人は常に選択をおこなっています。

試合ひとつでも何千という選択をしているんですね。

ひとつひとつは小さな選択かもしれないですが、
その選択の積み重ねで勝ち負けが決まります。

だからこそ勝つ人の選択をしていかなくちゃ
ならないんですね。

それこそが、「勝ちぐせ」なんです。

勝ったことないとか関係なくて
勝つ行動をしましょうってことなんです。
(もちろん実力をつける練習はしましょう。)


で、質問の回答として言ったのは、

「君たちが一番強いんだから余裕もってやりな」

です。
実際それだけの実力があるんです。
過去の結果とは関係なく一番強いという自負。

それさえあればOKでしょう!


もうひとつ細かい知識を伝えるなら、

緊張や不安な状態のときって体温が下がります。
手とか冷たくなっちゃいます。

で、この時期なんかは特に寒いんで
寒さで震える→緊張で震える
と勘違いしてしまうんです。

だから、汗をかくくらいアップをして
体を温めておきましょう。

つまり、脳的に

寒い→手が冷たい→緊張している
という反応を
アップをする→手が温まる→リラックスしている
という反応に変えてしまおうというわけですね。

トップアスリートは誰もが試合前に
コンディションを最高潮に整えてきています。

体を温めるというのは、
緊張をなくすのに簡単で非常に効果がある方法
なので良かったら試してみてください。


ということで、
今回は初めて質問に答えるという形式で書きました。

僕の知識が及ぶことなら、
また答えていければと思います。

それでは、今日もここまでお読みいただき
ありがとうございました。

テレビを見るだけでも成長できる

こんにちは、カントクです。

自分で考えて自分で答えを出す。
これって簡単に思えてけっこうできないですよね。

特に顕著なのは、
テレビやYouTubeなどのメディアを見てるとき。

普段から意識してないと、
見たものをそのまま受け入れ自分で考えることもなく流れていく。

そうやっていくと思考力はどんどん失われます。


以前も書いたかもしれませんが、
僕はテレビやYouTubeを否定する気は全くなくて
むしろ、
YouTuberになろうと思ってるくらいなんで、
肯定派です。

テレビも好きですしね。


テレビがダメなんじゃなくて、
自分のフィルターを持たないことが問題なんです。

必ず自分というフィルターを通して、
そこから情報を取りいれるっていうのが必要です。

なので今日から、
テレビを見てるときにちょっと意識して何か考えてみましょう。
切り口としては、「何のために?」言ってるか考えてみるのがいいと思います。

何のために言ってるかわかってくると
意外と面白いですよ。


さて、2/5のメニューです。
体幹系メニューでひとつ新しいことをしました。
・筒送り
4~5人で1列に並び筒を送っていくゲームです。
筒は両手で持ち、後ろ向きに送っていきます。
腹筋、背筋を使うことが目的となります。

チーム戦で勝負しましたが、
勝負となると正しく使えてない子が出てきたので、
次回からはまず、壁を使ってやってみます。

・フットワーク
・前ノック

ノックは子供たち自身でノッカーもしました。

以前も子供たちにノッカーをしてもらった事がありますが、投げるタイミングがかなり良くなりましたね。

ノッカーができるようになると、
自然とプレーのリズムが分かるようになるので
今後もちょっとずつやっていきましょう。


中学生
普段の練習と
・プッシュレシーブのノック

プッシュレシーブで一番やってはいけないのは、
中途半端に打つこと。

ネット前に落とすなら落とす
上げるならしっかり前衛を抜いて奥まで
もしくはクロスで相手のいないところへ

どんなショットでも言えることですが、
自分が狙っている(目的としている)ことと、
コースやスピード(内容)を一致させましょう。

プッシュレシーブからのカウンターを狙っているのにネット前に落としたら打たれて終わりですよ。


バドミントンに限らずですが、
目的と内容は一致させるのが大事ですからね。

またまた例に出すのがテレビです。
最初に話したのは、テレビ側(発信側)の目的を考えましょう、でしたね。

今から言うのは、
僕たち(受信者側)も目的を持って見ましょう、です。

明日の話題づくりの為に見るのか
天気を知るために見るのか
いろいろあると思います。

天気を知りたいのにバラエティ番組見ないですよね。

これはホントーに意識しないと
無目的に長時間見てしまいがちになっちゃいます。

何のためにテレビを見るって意識するだけで
長時間ダラダラと見てしまうってことがなくなるので
ぜひ試してみてください。


ということでまとめると
・相手の目的を知る
・自分の目的を持つ
これはメディアに限らず日常どこでも起こってるので
常に意識しておくと成長度合いも変わりますよ。

いろいろ考えてみてください。

それでは、今日もここまでお読みいただき
ありがとうございました。

ポジティブの真髄

こんにちは、カントクです。

前回は、できるできないって話でした。
そもそも論として、能力は持っているからいつかできるはずってことでしたね。

で、もう少し掘り下げると
能力はすべての人が持っていますが、
個人差はどうしてもあります。

ゲームとかやってるとイメージしやすいですが、
人にもパラメーターがあって

例えば、
力    1
ひらめき 3
すばやさ 5
みたいなのがあるんです。

これが能力。
で、成長するとこの数値が上がるんですが
上がり方が人によって違うので個人差が生まれます。

だから、いつできるかも違うしどれくらいできるかも
違います。

以前、子供たちに通知表「あゆみ」を渡しました。
あのときに言ったこと覚えてますか?


自分の評価は自分で決める。


こんな風に言ったと思います。
他人ができるできないを決める訳ではないし、
どのくらいできてるかは自分で決めていいんです。

他人と比べることじゃないからね。

そして、あれから半年くらい経ってますが
いま「あゆみ」を見返したらどうでしょう?


日々の成長は分からないかもしれないけど、
半年分の成長なら一目瞭然じゃないですか?

あのとき自分が感じたこと、思ったこと
いま自分が感じること、思うこと
その違いを大事にしてほしいですね。

だから、自分で評価して書いて残すって
必要なんです。

それが自信につながりますからね。


それでは、2/1のメニュー
もう新年明けて1か月過ぎました。

今年から取り入れているフットワークですが、
かなり良い感じです。

体幹系メニューとフットワークさえ
しっかりこなしていれば大概上手くいく気がします。

いま考えているのが
このまま土台づくりしながら、そろそろ技術練習を
始めようかなと。

ということで今回ちょっとやってみました。

・スマッシュネット
バドミントンでは定番メニューですね。
2人一組になって、
スマッシュ→レシーブでネット前へ→ロビング
→スマッシュ
の繰り返しを行うものです。

はじめは皆で声を出しながら何を打つのか
示してあげるのがいいと思います。
「スマッシュ」、「ネット」、「あげる」みたいに。

最終的に歌みたいになってましたが(笑)


小学生はこのメニューを中心に
やっていくことになると思います。

まぁこれさえできれば、
シングルスなら大体何とかなりますよ。


あとはその精度だけ。

同じメニューでも人によってできることに
個人差はあります。

ただ「打てなかった」で終わるんじゃなく
「振るのが遅すぎた、だから打てなかったんだ。
 次はもっと早く振ろう。」
みたいに自分で問題を見つけ答えを出す。


それが合ってるかは重要じゃないんです。
この考え方ができることが重要なんです。


トライ&エラー  試行錯誤


これこそがポジティブの真髄ですからね。

今回はけっこう重要なことを書いたので、
何度か読んで理解を深めてもらえたらと思います。

それでは、また。
ありがとうございました。

まだできないだけ

こんにちは、カントクです。

新たにチーム内のルールを決めました。

「ポジティブに生きる」

いまの子供たちは、「無理だ」「できない」を
多用するので意識改革が必要だなと感じてます。

で、ポジティブに考えましょうってことなんですが、
チームに話をしたら、みんなポカンとしてました(笑)

まぁそうだよね。
そもそもそんなこと考えて生きてないもんね。

でも、口から発せられるってことは無意識で
思ってるということなんでね。
まぁ徐々に浸透させていきます。


では、ポジティブトレーニングその1
・もし自分より強い相手と当たったら?

「無理、勝てない」って言っちゃいますか?
僕なら「楽しみ」って思いますね。

自分より強い相手がいるってことは幸せなんです。
だって自分が世界一だったら、
たぶんその競技をやめますから。

レスリングの吉田沙保里さんも言っておられましたが
世界一になることより、世界一であり続けることの
ほうが難しいんです。

「何のために?」を探すことが難しいんですね。

だから、自分より強い相手がいるってことに
感謝して楽しみましょう。


それでは、1/29のメニュー
内容は前回から変わらないので、
スマッシュのレシーブについて説明していきます。

スマッシュのレシーブとは、

ただ当てるだけ

それだけです。
余計なことしない、振らない。


理由はいくつかあって

振らなくても返る
スマッシュのスピードに慣れる
振らない分、移動できる

とかですね。

練習メニューは
ホームポジションに立たせ、
ノッカーはひたすらスマッシュ。

練習者はひとりで繰り返すよりも、
数人で1球ずつクルクル回ったほうがいいです。

プラスできるなら
ノッカーは高さやコースを変えていきましょう。


スマッシュが取れるようになったら、
ほんと試合で必要なことは大体教えたことになるんじゃないかなぁ。

あとはその精度の問題と使えるどうかぐらい。

ここから先は「知ってる」→「できる」へ
引き上げてあげることが大事になりそうですね。


みんなが「できる」ようになったときのことを
考えるとすごい楽しみです。

いまはまだ
「できない」かもしれないけど、
それが一生続く訳じゃない。

みんな能力は持っているんだから、
あとは、それがいつ開花するかだけ。

「できない」じゃなく、
「どうやったらできるか?」に思考を変えていって
もらえたらと思います。


それでは、また。
ありがとうございました。